これから介護職を目指すあなたにとって、どのような資格があり、どのような資格を目指せばいいか気になりますね。
まず言えるのは、ヘルパー初心者は「介護職員初任者研修」を第一に習得してほしいということ。
ですが、それ以外にも介護の資格は数多くあります。
そこでここでは初任者研修をはじめ、どのようなお勧めの介護資格があるかについてぴっくあっぷしてみました。
ぜひ今後のステップアップの参考にしてみてください。
おすすめの介護資格1:介護職員初任者研修

あなたもご存じのとおり介護職員初任者研修は人気の資格となっていて、習得しておくと介護の基礎知識やスキルがあることの証明にもなります。
ですので、まだ未経験だったとしても「初任者研修を修得した」ことで、採用担当者のモチベーションはずいぶんと変わる事は知っておいてください。
頑張れば最短で1か月の取得も目指せますから、働くお母さんにとっても比較的とりやすい資格であることは間違いないでしょう。
- 採用時に有利になる、または給与面で優遇されることがある。
- 実践的な研修のため、最初の職場でも慌てず対応ができる。
- 最短1か月で修得ができる
初任者研修は自宅学習とスクーリングが必要となります。
学校は駅前にある大手スクールも数多くありますから、あなたの通勤や、自宅から近いものを選ぶことをおすすめします。
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おすすめの介護資格2:介護福祉士実務者研修

実務者研修は、介護職員初任者研修の次に人気の高い介護資格です。
すでにヘルパーとして働いていても、次のステップを目指すために修得する場合があります。
この実務者研修ですが、より実践的なスキルを身につけることができます。
また国家資格である『介護福祉士』を目指す際にもこの実務者研修は必須となるため、覚えておくといいでしょう。
- より実践的なスキル(たん吸引、医療ケアなど)を身に着けることができる。
- サービス提供者の要件を満たすことができる。
- 国家資格である介護福祉士の受験資格を持つことができる。
まだイメージがつきにくいかと思いますが、介護職に慣れてくると国家資格である「介護福祉士」をどうしても目指したくなる事が少なくありません。
そして、そのためにもこの実務者研修はあらかじめ修得していた方がよい資格となります。
実務者研修は、初任者研修と一緒に受ける場合お安くなる時もありますから一度チェックしてみてもいいでしょう。
おすすめの介護資格3:介護福祉士
介護福祉士は介護の資格のなかで唯一の国家資格であり
- 筆記試験(1月)
- 実技試験(3月)
それぞれの試験があります。
介護職としてのキャリアの上位にあたるため、合格までの壁はやや高く1年前から準備するヘルパーさんも多いです。

もしあなたが介護福祉士を目指すなら、
- 介護施設での実務経験3年以上のキャリア
- 実務者研修の修了
という2つの条件をクリアしておく必要があります。
また年1回だけの試験のため、もし不合格になったらまた1年待たなくてはなりません。
そのため介護福祉士対策のための問題集などを用意し、あらかじめ準備をしておく必要があります。
少々ハードルが高い資格ではありますが、合格するとケアマネージャーをはじめとするさまざまな可能性が開けてきますので、ここは諦めずにチャレンジしていきたいところです。

おすすめの介護資格4:レクリエーション介護士
レクリエーション介護士は、デイケアなどで行うレクリエーションスキルを高めるものです。
高齢になってくると、身体がもどかしいことからやる気や気力が失せていく人が少なくありません。
そこでレクリエーションを通じて高齢者の為のコミュニケーション能力、レクリエーション知識や実行スキルを身につけるためにできた新しい資格です。
また子育て中のあなたでしたら、こういったスキルを持っておくと育児にも役立ちます。
おすすめの介護資格5:介護事務

介護の現場では、介護保険や経理など様々な事務作業が発生します。
この介護事務の資格では、これらに関する知識はもちろんのこと、PCスキル(ワード・エクセル)や経理業務の知識などを学ぶことができます。
介護事務の資格にはいくつか種類がありますので、学ぶ内容や試験なども多少異なりますが、大きな違いはありません。
介護事務を学ぶことで、例えば時短や派遣などで働くなど、あなたのニーズに合わせた働き方も可能になりますので、子育て中であれば有利な資格といえるでしょう。
- エクセルなど、パソコンスキルが習得できる。
- 経理など、事務の基礎を習得できる。
- 介護事務は正社員、パートタイム、派遣社員など多様な働き方を選べる。
まとめ
はじめての介護資格において、おすすめの取得資格をまとめました。
結論としては最初に介護職員初任者研修を取り、その後は自分の進みたい道に合わせて資格取得を目指すといいでしょう。
ただ、介護職に慣れてくるとほとんどの場合「介護福祉士」を目指したくなり、その前の実務者研修を修得する人は多いので、この流れは覚えておいて損はありません。
育児はプライベートの兼ね合いもありますから、ぜひ無理のない範囲で資格取得を目指してみてくださいね。
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