介護のキホン

未経験での介護職|6つの施設紹介や目指す人へのアドバイス

他の業種から介護職員初任者研修を受け介護職を目指すあなたはいま、様々な不安があるでしょう。

ですが介護職は今後ますます人手不足になることが予測されています。

超高齢化社会を見据え、未経験者の雇用も積極的に行われており、就職・転職もしやすく、キャリアも目指しやすい業界です。

未経験で介護職を目指す際、知っておくべき大事なことを理解し、ぜひ介護職員職員初任者研修の修了を目指しましょう。

ここでは、介護士は他の業種とどのような違いがあるのかをご紹介したいと思います。

介護施設の種類や働き方の違いとは?

介護業界で働くなら最初に理解しておきたいのが、介護施設の種類です。

主な介護施設としては、以下の6つがあります。

1.特別養護老人ホーム
社会福祉法人や地方公共団体が主に運営しており、一般的に呼ばれる「老人ホーム(とくよう)」は、365日24時間介護を受けながら生活ができ、入居費用に「介護保険」が使えるため、どの施設も常に入居待ち状態です。

65歳以上で要介護3以上の高齢者なら入居可能ですが、認知症が進んでいる高齢者、要介護状態が重い方が多く身体介護が多め。

多くの施設で2交代制・3交代制を取り入れています。

2.有料老人ホーム
民間企業が運営しており、介護付き・住居型・健康型の施設があります。

都道府県から「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設で、介護職員が食事や身の回りの世話・入浴介助などを24時間(2・3交代制)行います。

自分のライフスタイル・介護状況に合ったサービスを受けられますが、その分利用料が高めです。

3.介護老人保健施設
医療法人や社会福祉法人が運営し、入院後医療ケア・リハビリを経て自宅での生活を目指す為に入所する施設。

入所は3~6カ月と原則決められており、食事や入浴排泄ケアをおこないます。

4.デイサービス
在宅介護を受けている高齢者が、送迎や入浴・食事・レクリエーションを提供する介護サービス。

5.デイケア
身体機能の向上や維持・認知機能の改善を目的とした通所サービス。

理学療法や作業療法をほどこすことで、健康状態の向上にもつながります。

6.訪問介護
訪問介護員(ホームヘルパー)や介護福祉士(ケアワーカー)が自宅へ訪問し、食事・掃除・買い物・通院などの生活介助、入浴・排泄介助をサポートします。

施設により日中のみの勤務のみや、日勤・夜勤のシフト制だったりと、勤務時間や形式、給与も異なりますから自分に合った職場かどうか、施設の特性を良く知った上で面接先を決めましょう。

自分にあった雇用形態を理解する

さて、実際の介護職における雇用形態ですが、主な役割は以下の4つとなります。

・正社員
・契約社員
・派遣
・パート、アルバイト

どの働き方にもメリット・デメリットがありますので、一つずつ見ていきましょう。

正社員のメリット

・給与が安定する
・賞与が付く
・福利厚生や社会保障に加入できる
・資格取得や研修のサポートを実施している所がある

正社員のデメリット

・休みが取りにくい
・責任が増し仕事が増える
・残業が増える

パートでのメリット

・未経験でも働きやすい
・主婦層が多い
・他の仕事も掛け持ちできる

契約社員・派遣のメリット

・自分の好きな勤務地を選べる
・時給が高い(契約・派遣)
・残業がほとんどない
・好きな職場が選べる
・好きな時間帯で働ける

パート、契約社員、派遣などのデメリット

・賞与がない
・将来的な不安がある
・軽く見られる場合がある

派遣の場合、自分で勤務先を選べる為余計な人間関係に悩まなくてもよかったり、自由度の高さが魅力ですが、特にシングルマザーの場合には、生活の安定を第一に考える事が大切です。

ライフスタイルなどの都合上やむ負えない場合以外には、ぜひ正社員としての道を考えてみてください。

介護施設見学でのファーストチェックは重要!

介護は職員同士で伝達する情報が多く、チームワークが大切ですから、利用者と介護士の関係性ややり取り・雰囲気、あいさつなどをチェックすることが大切。

未経験で介護施設へ行ったことがない場合なら特にですが、面接を受ける際には必ず施設内を見学させてもらい、職員や利用者の雰囲気を感じ取りましょう。

おわりに

「未経験でも介護職を目指したい!」とお考えのあなたは、きっと介護の仕事が自分に向いていそうだと感じていて、人とのコミュニケーションが好きな方なのだと思います。

もちろん、そのスキルも必要になりますが、あと一つつけ加えるとしたら、あなたに介護への情熱があるかでしょう。

介護は技術職です。介護職員初任者研修でのスクーリングはもちろんですが、未経験の立場での就職活動で何をアピールするかを考えるとしたら、介護への情熱が一番です。

さらに介護初任者研修を修了後、「なぜ介護職に就こうとしているのか」という明確な動機を示せるなら満点です。

今まで仕事で学んだことや、今後のキャリアプラン(介護福祉士を目指すなど)を考え次のステップまで考えて行動をしてみてくださいね。

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