シングルマザー

児童扶養手当は親と同居でもOK?審査内容や支給対象になるケース

シングルマザーやシングルファザー、またはそのような親を持つ子供を育てている人が受給できる「児童扶養手当」。

子供一人に対し最高で月に42,910円の手当を受け取ることができ、シングルマザーにはとてもありがたい制度です。

しかし、児童扶養手当には細かいルールが定められており、母子家庭や父子家庭であれば必ず受け取れるものではありません。

代表的なルールのひとつとして「所得制限」があります。

あなたがもし親と同居している場合、この制限はどうなるのか気になりますよね。

そこで今回は、親と同居している場合でも児童扶養手当を受け取ることができるのか、という点について、詳しく解説していきます。

実家暮らしのシングルマザーや、実家暮らしを考えているプレシングルマザーの人はぜひ参考にしてみてください。

児童扶養手当の支給額は所得により変動する

児童扶養手当はシングルマザーやシングルファザーが利用できる制度ですが、その支給額は、子供の人数や所得などそれぞれの状況により異なります。

【子供を1人育てていて全額支給された場合】

 ・1ヶ月:42,910円を受給が可能

【子供が数人いる場合】

 ・2人目:10,140円

 ・3人目以降:6,080円が加算

しかし所得により一部支給に当てはまった場合の支給額は、1ヶ月に42,900円〜10,120円、さらに制限に引っかかってしまうと支給停止となります。

このように児童扶養手当の受給額は家庭により異なるシステムになっており、シングルマザーやシングルファザーだからと言って全員同じ金額が支給されるものではありませんし、全員受給できるものでもありません。

これは毎年7月〜8月に提出する現状届の内容に基づき毎年審査が行われます。

親や兄弟と同居している場合は家族の所得も審査対象に

児童扶養手当の支給額はシングルマザーやシングルファザーの所得により異なるとお伝えしましたが、子供以外に親や兄弟などと暮らしている場合、家族の所得も審査対象になるため注意が必要です。

シングルマザーやシングルファザーが経済的に自立している場合でも同居家族は扶養義務者とみられ、その方の所得も審査に影響するのです。

少し難しいのですが、児童扶養手当の所得制限には以下の2種類があります。

・受給者の所得制限

・子供の養育者、配偶者、扶養義務者の所得制限

あなたが家族と同居する場合ですが、「子供の養育者、配偶者、扶養義務者の所得制限」に当てはめて審査されます。

例えば、子供を1人育てている場合、その両親(子供から見て祖父母)の4人で暮らしていて、あなたとお父さんに所得があるとしましょう。

すると金額ですが、

・全部支給: 87万円

・一部支給:230万円

父親の所得の制限上限は、274万円(扶養人数1人)になります。

この場合シングルマザーの所得が制限以内でも、あなたのお父さんの所得が274万円を超えていると支給停止になるということです。

 住民票上「別世帯」にしている場合は?

また親と同居しているシングルマザーやシングルファザーは、住所は同じでも、家族と世帯を分離させている人も多いと思います。

親とは別に、シングルマザーやシングルファザー自身も世帯主となっているケースですね。

「別世帯にしていれば、親や兄弟の所得が対象外になるのでは?」と思われがちですが、児童扶養手当では関係ありません。

別世帯の場合でも、住所が同じである限り、家族の所得も審査対象になります。

このあたりは自治体によって微妙に異なることもあるのですが、基本的には、「住所が同じ家族の所得はすべて対象になる」と覚えておきましょう。

 親と同居していても受給できるケース

いろいろと制限が多い児童扶養手当ですが、親と同居しているからといって全員が支給停止になるわけではありません。

受給者(シングルマザーやシングルファザー)の所得が制限内で、親の所得が制限に引っかからなければ問題なく受給できます。

また以下のような場合にも、受給することがOKとなります。

・家族の扶養親族の人数・・・人数が多ければ多いほど所得制限額が上がるので、引っかからない可能性があります。

・両親を扶養にする・・・所得の少ない両親をシングルマザーやシングルファザーの扶養に入れている場合は受給者の所得制限が上がり、両親の所得は審査に影響しません。

このように、もし受給者の所得が多いなら、両親と同居し扶養に入れることで、場合によっては受給額が高くなることもあるのです。

詳しくは自治体に問い合わせてみてくださいね。

厚生労働省HPより

日本弁護士連合会HPはこちら

 彼氏や彼女との同居は支給対象にならない

最も注意したいのが、児童扶養手当の受給者が彼氏や彼女、子供の父親または母親など、親族以外の異性と暮らしている場合でしょう。

この場合は事実婚に当てはまるので、児童扶養手当の支給対象になりません。

要は、戸籍上の婚姻関係になくてもシングルマザーやシングルファザーだと認定されなくなってしまうのです。

これは稀ですが住民票上同じ住所でなくても同居の実態があったり、頻繁に出入りしたりしているケースは事実婚と見られ支給停止になる可能性があります。

彼氏や彼女がいるシングルマザー・シングルファザーはこの点にも注意しておきましょう。

 まとめ

実家暮らしのシングルマザーは、親や兄弟姉妹の所得によって児童扶養手当を受給できる・できないがあることがわかりました。

親と同居しているとはいえ、財布は別々で経済的に苦しいといったケースも多いので、家庭によってはこれがネックとなる可能性もありますよね。

児童扶養手当の審査や支給の判断については一定の基準があるものの、居住している自治体により多少異なるケースもあるようです。

場合によっては実際の家庭状況を考慮してもらえる可能性もあるので、困っている人は一度相談してみるといいかもしれません。

この辺りは、制度の改善に期待したいところでもあります。

児童扶養手当が支給されない状態なのであれば、両親の力も借りながら、自分の収入を増やせるようスキルアップに努めるのも一つの手だと思います。

児童扶養手当の受給が全てではありませんので、別の場所にも視点を置きながら、充実したシンママライフを送っていきましょう!

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20歳で未婚シングルマザーとして子供を出産した後、地域密着型病院で介護士として4年間病棟勤務。現在は転職しwebライターとして働く。恋愛も楽しみながら、家事・育児・仕事に奮闘中。DIYとジムにはまっています。