介護職員初任者研修

【資格取得の前に】介護職員初任者研修とヘルパー2級の違いとは?

ホームヘルパー2級は2013年の4月から制度改正により「介護職員初任者研修」へと名称が変更されましたが、同等の資格として扱われています。

名称以外にも研修内容にも変化があったりと、ヘルパー2級に比べ大幅な変更がなされていますが、果たして初任者研修とホームヘルパー2級にはどんな違いがあるのでしょうか。

ヘルパー2級と初任者研修では何が違う?

ヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いとしてあげられるのは、主に以下の点です。

・認知症についての講義が追加された

・特別養護老人ホームや訪問介護、デイサービスでの介護実習の廃止

・全科目終了後、1時間の筆記試験が追加された

上記以外に関してもホームヘルパー2級と介護職員初任者研修に大きな違いはありませんし、ホームヘルパー2級資格を修了していれば、介護職員初任者研修と同等とみなされます。

つまりヘルパー2級を取得していれば再受講する必要はありません。

ホームヘルパー2級資格は、もともと訪問介護職員の育成を目的として作られ、都道府県知事が指定する「訪問護員養成研修」の講習を修了した人に与えられる「認定資格」でした。

訪問介護で行うサービスは、掃除や洗濯・料理などの生活援助、身体に触れての入浴介助・排泄介助、食事介助、病院への通院補助などの介護サービスをおこない、介護認定された利用者の介助をするためには、必要不可欠な資格です。

介護職員初任者研修は介護業界で働くための入門資格ですから、「実務者研修」「介護福祉士」を取得するためのキャリアアップの基礎になります。

実習時間が42時間から90~94時間に!

老人介護施設やデイサービス・訪問介護などの実習も、ヘルパー2級取得には必須でした。

しかし、施設実習内容が偏っていたため5日間の施設実習は通信教育で学習している受講生には負担になることもあり、廃止後は実習時間が42時間から90~94時間に増えています。

ヘルパー2介護級では実際に現場へおもむき、特別養護老人ホームやデイサービス・訪問介護実習を30時間受講する必要がありました。

個人的な体験になりますが介護実習のメリットは現場の雰囲気を感じ取れる点にあるといえるでしょう。

各施設やサービスの違いを肌で感じ取ることで、資格修得後には自分に合う職場を知るきっかけになっていました。

一方介護実習のデメリットは、施設実習に5日間(30時間)かかることもあり、仕事や子育てをしながら研修を受けるのは難しく、あらかじめ日数を確保する必要があったりと、スケジュール的な欠点もあります。

介護職員初任者研修になり、施設実習が廃止されたことで不安を感じる受講生も多いようですが、その代わりにスクーリングでの実習時間が増えています。

介護初任者研修を教えている福祉教育専門学校によっては、希望者に施設実習をサポートしてもらえます。

全科目終了後、1時間の筆記試験が追加

初任者研修では全科目修了後、1時間の修了試験を受け合格する必要があります。

介護職員初任者研修を受講できる介護専門学校は全国に多数ありますが、試験内容はスクールによって違いますが、出される問題は評価基準にそって作られていますので、スクールによって問題に大きな違いはありません。

修了試験を受ける前に、今までの受講内容を再確認するための、カリキュラムの振り返りもありますし、試験といっても授業と実習をしっかり聞いておけば理解できる範囲ですし、100点中70点以上取得できれば合格できます。

修了試験は受講者を振り落とすことが目的ではなく、受講内容を理解しているか、学んだ介護技術を確認するためのものですから、試験前に復習すれば試験にも合格できます。

修了試験の合格率は90パーセントです! もし不合格でも、スクールでの追試を受けられますので心配しなくても大丈夫です。

おわりに

ホームヘルパー2級との違いについてご紹介しましたが、初任者研修はスクーリングが増え、より実技レベルの体得が増えています。

それだけ実際の現場ですぐに活かせる学びが多くなっているので、逆に安心感が増すカリキュラムになったといえるでしょう。

ぜひお近くのスクールを見学し、ご自身にあった場所で研修を受けてみてくださいね。

初任者研修|大手スクールの一覧、給付金など初任者研修はハローワークでの職業訓練校でも行われているほか、大手指定スクールでもたくさんのスクールが開校されています。 大手スクー...