介護のキホン

【納得】介護職員基礎研修ってなに?介護職員初任者研修との違いについて

介護職員をするうえで、資格試験を持つ方も多いかと思います。

とくに以前あった介護資格で廃止になった場合、現在どの資格と似ているか、または持っていて有利なものなのか気になる場合がありますね。

よく耳にするのが「介護職員基礎研修」。

これはすでに廃止となっていますが「介護職員初任者研修」「実務者研修」などと同じ位置にあった資格と言えるでしょう。

そこで今回は、介護職員初任者研修と介護職員基礎研修の違いや、資格保有者の場合何が有利になるのかなどを改めてご紹介したいと思います。

介護職員基礎研修はすでに廃止されている

介護職員基礎研修とは、2007年度に新設された介護の資格です。

2012年度にホームヘルパー一級と1本化されることになり、現在は廃止されています。

介護職員基礎研修では、講義と演習に加え、施設などにおける実習を140時間。

合計で500時間の受講が行われていました。

主な内容
  • 生活支援の理念と介護における尊厳の理解
  • 老人・障がい者などが活用する制度及びサービスの理解
  • 老人・障がい者などの疾病、傷害などに関する理解
  • 認知症の理解
  • 介護におけるコミュニケーションと介護技術
  • 生活支援と家事援助技術 など

介護職員初任者研修とは旧ホームぺルパー2級と同じ内容

介護職員初任者研修に関してはご存じの方も多いかと思います。

これは、ホームヘルパー2級の資格が廃止されたのに伴って新設された資格です。

厚生労働省によりますと『在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修』に位置づけられており、たとえ介護職が未経験の場合でも、この介護職員初任者研修の資格を持つことで、一般的なスキルが身に付きます。

また介護職員初任者研修は、旧ホームヘルパー2級と一緒の受講時間ですので、有資格者はどちらも同レベルの資格保有者ということになります。

介護職員基礎研修は初任者研修よりも上位にある

あらためておさらいしますと、介護職員基礎研修のほうが初任者研修より科目数が多いことに気づきます。

さらに、スクーリングや実演など研修時間も長くより広範囲で学習をすることができるものでした。

つまり基礎研修は介護職員基礎研修より専門性を修得できる上位の資格である、ということになります。 

また補足しますと実務者研修は介護職員基礎研修に内容が近い為、実務者研修の資格保有者により近い資格だった、ともいえます。

資格保有者は実務者研修の一部が免除される

すでに廃止の介護資格ではありますが、保有されている場合有利になることがあります。

それは「実務者研修の一部が免除される」という点です。

すでにご承知の通り、介護福祉士を目指す場合には実務者研修の資格取得が必須となっています。

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もしあなたが介護職員基礎研修を持っているのでしたら、研修内容である以下の項目が免除されるのは覚えておくとお得です。

医療的ケア(座学)と医療的ケアの演習以外のすべての科目が免除

まとめ

介護職員基礎研修について、ご紹介させていただきました。

すでに廃止されている制度のため、資格保有者がどのようなメリットがあるか分からない。と言う方も多いかと思います。

これから介護福祉士を目指す場合には実務者研修が必要ですが、このような免除があることを知って、効率的に資格取得を目指していきましょう。

ぜひ情報の一部として活用してください。