介護職をスタートさせたシンママにとって、まさに今は「猫の手も借りたい」ほどの忙しさなのではないでしょうか。
近くに親戚やサポートしてくれる友人がいれば救われますが、いつまでもおんぶに抱っこだと罪悪感もつのってきてしまいますよね。
そこで、お勧めしたいのが「ベビーシッター」。少し敷居が高いかもしれませんが、上手に使うことであなたの人生に少しだけ余裕が出てきます。
ここでは、安心できるサービスや、その目安などについてご紹介します。
ベビーシッターは敷居が高い?

キッズラインの調査によると、最近ベビーシッターを使うか?という問いに対し「増えてきたと思う」「まあ増えてきたと思う」と感じる人は、合わせて39.3%という調査が出ています。
ニュースなどではいくつかのネガティブな情報も流れていますが、最近では、欧米のライフスタイルのように、家事代行やベビーシッターが日本でも少しずつ定着を始めている模様。
あなたがもし、急を要することが増えそうだなと感じている場合には、先取りして「お試し」でベビーシッターを雇ってみるのも選択肢としてはありそうです。
ベビーシッターの選び方

その1.認可保育の資格を得ているか
ベビーシッターを依頼するとき、まずチェックしたいのが、その企業が全国保育サービス協会に所属しているかどうかとなります。
おそらくほとんどの場合、サイトなどの会社概要を見ればチェックができる項目です。
認可保育を受けている企業であれば、自ずと派遣されるスタッフさんは保育士の経験を持つ人なので、安心といえます。
その2.子供との相性診断

せっかくベビーシッターのサービスを受けたのに、子供との相性がイマイチではどうしようもありません。
そこでサービスを利用する前に、できれば担当するシッターとは1回、会ってみましょう。難しいのであれば、少し電話で話せる機会を設けてみます。
ベビーシッターにご自身のことや生活面などの希望知ってもらえるを時間があるとその後のサービスも受けやすくなります。
その3.子供が熱を出した!緊急対応の把握

あなたが留守中に子供が体調をくずしてしまった場合などを想定してみましょう。
この場合は、速やかにベビーシッターから連絡が届くようなシステムがベスト。
些細な事でも必ず報告をしてくれるサポートがあるサービスであれば、今後も長く続けていけるでしょう。
その4.気になるベビーシッターの価格面

ベビーシッターサービスは定期的に利用される方のための会員価格とスポット利用者向けのビジター価格を用意している場合がほとんどですが、最近ではマッチングアプリをつかった年間会員費がかからない、時間制のベビーシッターサービスも出てきました。
例えばPick Sitterの場合、予約確定後にお支払いのご案内専用メールが送信されますので、手順に従ってお支払方法を選択し、手続きすればOKです。
基本料金 | シッターさんの時給×時間 1,500円(1時間)~、予約は2時間~より |
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オプション料金 | 2人目保育料、英会話レッスン、家事・料理など |
交通費 | 基本料金とオプション料金の合計より10%を手数料としていただいております |
ベビーシッターとしてでだけではなく、家事代行や子供の勉強も見てもらえるオプションを使った場合、かなり効率的に1日が取り組めそうですね。
ベビーシッターを使った人の声
●関東在住/Aさん(子どもが二人)
上の子が手術をしなければならず入院などでつきっきりになるため下の子の面倒が見られない時にシッターを利用。
【ベビーシッターの使い方】
時間単位で契約をしたのではなく一日単位で契約。早朝から夜遅くまで時間を気にせずに、ずっと子供をベビーシッターに任せることに。
保育園などのように迎えにいくという手間が省けました。大学でしっかり幼児教育を学んだ人に任せられたので、安心感がありました。
【メリットとデメリット】
自宅にベビーシッターにきてもらいましたが、子供の面倒はしっかり見てもらうことができたので満足をしています。
ただあまり細かいことを気にしない方だったようで、使ってほしくない食器などを取り出して使われていたことがありました(ちゃんと洗ってありましたが)。
自宅で仕事をしてもらうことになりますし、自分が留守にしているので家で見られたくないところを見られるのがちょっと困ります。
【使った感想】
ベビーシッターを利用すると子どもを安心してみてもらうことができるという魅力がありますが、利用料金の問題があります。
必要なときお財布とお相談して利用するのがいいですね。
おわりに

子供は大きくなればなるほど手がかからなくなりますが、Aさんのように不慮の事態も考えられることがあります。
またコラムでもご紹介している「彼氏とのデート」にもベビーシッターは役立つ可能性があります。
長い人生には、人のサポートは不可欠です。
ぜひ一度、ベビーシッターに相談してみてはいかがでしょうか。