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【介護職辞めたい】辛くて転職を考えたい時注意するポイントとは

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いざ介護の資格を取得し、介護施設に就いたものの何かが違う…

そして「辞めたい」「別の介護職に転職したい」と考えるようになってしまうのは、あなただけではありません。

とくに介護職は「人が続かない」「すぐに辞めてしまう」確率が高い業種としても有名です。

なぜなら介護職は常に人手不足で、例え辞めたとしてもすぐに仕事が見つかるから。という事も理由の一つとして考えられます。

厚生労働省によりますと、平成30年度の介護職における有効求人倍率は3.95倍だったそうです。

この数字ですが、1人の求人に約4つの仕事がある状況です。逆に言えば、すぐに辞めたくなってしまった場合でも転職は難しくない状況とも言えます。

しかしながら、どうせ次の介護施設に転職を決めるなら「すぐに辞めたい」とは思わず、安定して長く働きたいですよね。

そこで、あなたがどのような介護職へ転職を考えるのが良いか、おすすめのポイントについてご紹介してみたいと思います。

かいご畑

転職したい原因の1位は「人間関係」

厚生労働省の調査によりますと、介護職を辞めるベスト3には以下のような理由が挙げられています。

介護職を辞める理由
  1. 職場の人間関係の難しさ 31.5%
  2. 仕事内容に不満があった 21.3%
  3. 昇進・昇給・給与の不満 20.3%

全体の3割が「職場の人間関係」と述べています。

では、なぜこのような理由が高くなってしまうのでしょうか。

考えられる事では、介護職は人手が足りず常に忙しいことがあり、忙しい状況のなかでお互いを思いやれない状況が続いている事が考えられます。

とくにパワーハラスメントなどが頻繁に起こる介護施設での勤務は、たとえあなたに矛先の矢が向いていなくてもモチベーションが下がりますよね。

さらに、ターゲットとなっていまうとやっかいな状況が続きますので、辞めたくなるのは自然な事といえるでしょう。

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次に資格試験を取り、これから介護職に就こうかと考えている人に多いのが、知らない施設にエントリーをし初めての介護職がブラック施設だった。といったケースです。

どのジャンルでもそうですが、その業界をあまり知らないことで不人気な施設に就職が決まることは決して少なくありませんから、注意が必要です。

では、いまの介護施設から新しい介護施設へ転職する場合、いったいどのような点に気を付ければいいのでしょうか。

ここではいくつかのポイントについて、ピックアップしてみたいと思います。

転職前のチェック1.他施設の評判を集める

あなたがデビューした施設は、ベテランから新人まで色々なスタッフさんが働いている事と思います。

まずはそこから、情報を集めていきましょう。

例えば「あの施設は残業が多い」「新人に意地悪する」などの情報は、実際の現場で働いた人ならよく知っているはずです。

逆に「あの施設は評判がいい」と、ホワイト施設情報も得る事ができるはずです。まずは経験者からの情報をしっかりと確認していきましょう。

転職前のチェック2.理想の条件を箇条書きにしておく

自分が思う理想がぼやけてしまうと実際に転職しても不満が募り、また転職をしてしまうケースがあります。

また転職を繰り返す人の多くが、人手不足の施設に入るようエージェントなどに押し切られ、つい受けてしまう事も少なくありません。

そこで、失敗を繰り返さない為にもあらかじめ自分の条件をイメージしておくことが大切です。

例えば「施設は電車で30分、車で10分圏内」、「有給が比較的取りやすい」「ボーナスは〇円以内」など、具体的であればあるほどいいでしょう。

あかたのお子さんがまだ小さい場合、夜勤が無い、日時の相談ができる等は大切な条件ですよね。ですからそのようなポイントをしっかりと把握しておきましょう。

転職前のチェック3.介護職の特徴をよく理解しておく

一言で「介護職」といっても、デイケアから特設養護老人ホームまで、様々な施設があります。

ですから、あなたがどういった介助ができる仕事がしたいのか。またどのような介護職であればプライベートとの両立が図れるのかをしっかりと確認しておきましょう。

例えば訪問介護なら「車で訪問する」といったケースが多々ありますし、グループホームは見守りなどの介助が多いなどがあります。

転職前のチェック4.お気に入りの転職サイトに登録する

たとえ今の現場でまだ頑張ろうと考えていても「いつでも転職」できるよう、あらかじめ介護専門の転職サイトやエージェントに登録しておきましょう。

なぜなら昨今の情勢の変化は速く、急にあなたが働いている施設が淘汰されたり、あなた自身が急な引っ越しを余儀なくされたりするケースに備えておけるからです。

介護職の良いところは「全国どこへ行っても、すぐに仕事が見つかりやすい」点にあるといえるでしょう。

ですから不測の事態が起きた場合であっても、すぐに動けるように準備しておくと後がスムースです。

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まとめ

介護職以外でも、人間関係によるトラブルなどから転職を求めるケースは少なくありません。

ですが、介護職の場合簡単に次の仕事が決まってしまうため「辞め癖」がついてしまう場合があります。

はじめての介護施設はスキルアップの為にもなるべくなら、3年以上は勤務してみたいもの。なぜなら3年後には介護福祉士の国家試験があり、勤務先が安定していれば資格取得のための勉強に集中ができるからです。

転職も諦めずスキルアップを続けるにはどうしたらよいか。

ぜひホワイト施設で長く勤める為のヒントにしていただければと思います。

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