これから介護職を目指すあなたにとって「資格を取ったほうが良いのか」は気になる点ではないでしょうか。
結論として介護職は未経験で、かつ見資格でもスタートは可能です。
ですが資格を持っていることで転職などに有利になるのはもちろん、実際の現場においても介護の資格は役に立ちます。
そこで、ここでは介護の資格について、初心者におすすめの3つをご紹介したいと思います。
介護職が初めての方はこの3つをチェック!
介護職が初めての方に知っておいてほしい資格ですが、以下の3つです。
資格名 | 平均受講料 | 取得までの期間 |
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級) | 約4万円から | 約1、5~4か月 |
実務者研修(介護福祉士養成) | 約8万円から | 約3か月 |
介護事務(ケアクラーク) | 約3万5千円 | 約4か月 |
それぞれの特徴を見ていきましょう。
初心者向け介護の資格1.介護職員初任者研修

基本的な介護業務スキルをを実践するためのプログラム。厚生労働省によりますと、介護職員初任者研修とは、在宅・施設を問わず、介護職として働く上で基本となる知識・技術を習得する研修のことを指します。
介護の登竜門ともいえる介護職員初任者研修は、介護職の基礎ともいえる介助法などをしっかりと学べることもでき、おすすめの資格です。

初心者向け介護の資格2.実務者研修

実務者研修は「介護福祉士国家試験」を受験するための基礎知識・技術を習得するための資格です。
実務者研修とは旧介護職員基礎研修と旧ホームヘルパー1級を統一したもので、平成25年に「介護福祉士実務者研修」となりました。
初任者研修より実践的な知識・技術を学び、介護福祉士になるための基礎知識を学ぶ研修になるといえます。

初心者向け介護の資格.介護事務
もしあなたが前職に事務処理などをしていた場合には、介護事務(ケアクラーク)もおすすめです。
この資格はワード・エクセルなどのパソコンスキルを修得し、介護職における経理などの事務処理を行うための資格です。
また「これからパソコンを習いたい」という方にとっても、ぜひ一度チェックしてみてほしい資格でもあります。
現場とは少し違う動きにはなるものの、手に職をつけるという点では、介護事務(ケアクラーク)も人気の高い資格です。
補足:中堅におすすめの介護資格
もしあなたが初任者研修を修得し、3年のキャリアを積めば、以下のような資格取得を目指すこともできます。
ここでは参考程度に中堅の介護職の方に人気の資格をピックアップしてみました。
- ケアマネージャー・・・「ケアマネ」「介護支援専門員」とも呼ばれ、介護保険法等を根拠に、ケ要支援・要介護認定者およびその家族からの相談を受けることができる。介護の給付計画を作成したり、他の介護サービス事業者との連絡、調整等を行うことができます。
- 介護福祉士・・・介護福祉士
は国が定めた国家資格であり、介護現場の第一人者を表す資格です。
給与面や待遇面でも大きく優遇され、収入の大幅な上昇が見込める他、キャリアアップの展望も開けます。 - サービス提供者・・・サービス提供責任者とは通称「サ責」と呼ばれます。サービス提供責任者の主な仕事は、訪問介護に必要な人員をまとめることです。サ責がいることによって、円滑にサービスを提供することができます。

まとめ
はじめて介護職に就くうえで、どのような資格を持っているべきかは色々迷いもあるかと思います。
またその違いについても、なかなか理解するのに時間がかるかもしれません。
そのような場合には、いったん資料を取り寄せ、分からない点は受講する口座に問い合わせてみるといいでしょう。
各スクールでは無料で資料を取り寄せることができますから、あなたが納得するまで資料をよく読み、理解をし、また無料相談会などで話を聞くうちに「これだ」と思うものが見つかるはずです。
ぜひ納得のできる資格取得を目指してみてください。