介護職員初任者研修を修得するメリットは、たとえ無資格でも履歴書に書いてあるだけで「人事から評価がもらえる」という点です。
そして、介護の仕事をスタートさせる時点においても、たとえはじめての介護職だったとしても給与面で有利な事があります。
この資格に関する記載は、面接の際などに持参する履歴書に記述できます。そしてヘルパーなど介護職での転職の面接でも、必ずもっていくのが履歴書です。
かなりデジタル化が進んだ現代においても、手書きや写真の貼り付けなどで履歴書を書くのは必要な作業となります。
他の仕事などで忙しい、育児などと並行しながらの転職活動はたいへんだと思いますが。
面接の合否は履歴書の内容で決まることがありますから、転職の際の履歴書をはしっかり書きましょう。
そこで、ここではこれから履歴書を書くという人は介護の仕事をするうえで必要な履歴書の書き方についてまとめましたので、ぜひ参考になさってください。
不合格にならない履歴書とは

人不足が続いている介護業界においてはよほどの事がない限り、先に書類選考を行うということは少ない状況です。
履歴書は面接時に持参していくことがほとんどですが、あまりにも雑に書きすぎていると判断された場合には不採用になる事もあります。
そこで、久しぶりに履歴書を書く場合には、以下の点に気を付けるとよいでしょう。
○誤字脱字には気をつける
最近はタイプミスなどで誤字脱字を見かけるようになりましたが、手書きの場合はさらに厳しい評価となります。
○志望動機でネガティブな内容を記載しない
面接でもそうですが、悪口や退職理由がたとえネガティブな場合であったとしても、それを記載することは控えるべきでしょう。雇用先に警戒心を抱かせてしまい、採用担当から見送られる可能性があります。
●修正テープ、修正ペン、二重線を使用しない
履歴書での修正ペン、二重線の使用は基本的にNGです。修正があった場合は新しい用紙に書き直します。
●正面写真が不適切なものを使わない
時折みうけられるのが、写真が正面を向いていなかったり、ビジネススーツではなかったりするもの。就職する意欲が無いと判断されるので、撮影する時には正面を向き、正しい姿勢のものを使います。
履歴書の内容と一致する自分像を意識する

面接の際には普段より明るく丁寧な心がけが必要ですが、これは履歴書に関しても同じこと。
文字は大きく読みやすいでしょうか?たとえ文字に自信がもてなくても、丁寧に書いていれば面接官には伝わります。
また「はじめての介護職」の場合、ヘルパーなどの志望動機に関しても前向きな姿勢を残すことで印象が良くなるでしょう。
そのためには、「自分が入職したらどのように活躍していきたいか」という事を書いておくことをおすすめします。
また介護職員初心者研修で通ったスクールでも添削指導なども行ってくれる場合があります。こういったサービスを使ってみるのもよいでしょう。
初任者研修を終えた後、どうやって履歴書に書くか
あなたが介護職員初任者研修を終えて、就職活動を行う際履歴書に書くことはもちろん可能ですし、メリットも大きいです。
これは資格の項目に
介護職員初任者研修課程修了
と記載しましょう。以下のような略字はNGになり、マイナスの要因になりますから、くれぐれも正しい表記で記載します。
「初任者研修者」
「介護職員初任者研修」
「介護職員初任者研修終了」
就業相談が受けられるスクール
1.ニチイ
全国約1,400ヵ所の介護事業所を展開しているニチイでは、講座修了後は、就業相談会を実施。修了生一人ひとりの適性や条件に合った就業先をご案内しています。
https://goodqualificationcare.com/nichi/
2.三幸福祉カレッジ
無料の就職サポートをご用意。就職支援部による「面談・求人紹介→模擬面接→面接同行」といった トータルサポートをすべて無料で受けられます。

3.湘南国際アカデミー
履歴書を書くのが久しぶりで自信がない方や、履歴書の志望動機欄に不安のある方などに対して、無料のサポートを用意また、面接に苦手意識のある方へのアドバイスもしてくれます。

4.未来ケアカレッジ
受講中あるいは受講修了後に介護スタッフとして就業を希望される方を無料でサポート。専属のコーディネーターが福祉のしごとについて丁寧にアドバイスしてくれます。
すぐに就職したいからこそ、履歴書は丁寧に書こう!

「急がばまわれ」とはよく言いますが、履歴書作成を時間をかけて丁寧に作成することを心がけることで逆に早く採用が決まります。
また、介護職専門のエージェントに複数登録しておくことで、あなたにピッタリの施設に早くである可能性がありますから、履歴書を作成しながらチェックしてみてもよいでしょう。

最初は間違いも多く手直しもあるかと思いますが、はじめての介護転職を成功させるためにも、ぜひここで紹介した履歴書のコツを参考にしてみてください。