介護のキホン

【重要】「介護職に疲れた」とならないために。現状とのギャップを知る

初任者研修も無事終了すると、いざ介護士の仕事がスタートします!

介護の仕事はやりがいもあり社会への貢献度も高い事は間違いありません。ですが、いざとなってみると「理想と違った・・・」「介護職って疲れる・・・」という声もよくきかれます。

では一体どのような理想と現実のギャップがあるのでしょうか。

ここでは、初任者研修を受講されるあなたへ。実際の介護の現場での心構えについてご紹介していきます。

ヘルパーは時に体力を必要とする

まず基本として介護は体力を使います。

介護職員は、まず要介護者に対して日常生活を送るうえで必要な介助をする仕事です。

別のページでもご紹介していますがまずベースの仕事として、食事の介助をはじめ衣服の着脱、入浴介助などの介助を行うことがあります。

慣れてくれば大丈夫な作業ですが、実はこれが慣れるまでは体力的に辛い作業であり、かなり疲れると感じる人もいるでしょう。

またおむつ交換やベッドから立ち上げるときに、不慣れな場合には腰を痛めるケースもあります。

介護における仕事では、まず「腰を痛めない」ノウハウをまずは知っておくことが重要です。


 

2013年度における介護労働実態調査 ((財)介護労働安定センター)での調査によると、正しい介助方法を身につけることにより、40代以上の中高年であっても体力的に問題なく仕事を続けることができる、という結果があります。

逆にいえばさまざまな介助におけるテクニックを身に着けることができれば、介護という職業はやりがいもある為、長く続けられる仕事になるといえます。

・腰痛などにより仕事を続けられなくならないよう、スクーリングでの実技はしっかり受けること

・さまざまな介助がどれくらいの体力をつかうか、予め予測しておくこと

介護職やヘルパーの夜勤について

通常の場合、夜勤シフトの組まれた施設などにおいては「夜勤」があります。

この夜勤ですが、日中と違ってスタッフの人数が極端に少ないことが多いです。

また排泄処理であるオムツ交換は夜行われることが多く、夜に徘徊をする高齢者の方もいるため、最初のうちは大変だと感じます。

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よく「夜になると対応が変わる」「雑になる」という住居者のクレームが届くことがありますが、これは夜勤に介護のスタッフが極端に少なくなるため、日中より丁寧な対応が出来ないケースが発生するからです。

また最近では、引き継ぎ間際におこる「ワンオペ作業」などが発生する施設も少なくないと聞きます。

今のところ、スタッフの人数については回避する方法はありませんが、日ごろから「どの住居者さんがどういった行動をするか」という事に気をつけることでしょう。

日々のコミュニケーションをとっておくことで、夜に起こり得る状態(排泄など)を察知していくことができます。

・日ごろからコミュニケーションをとり、夜に起こることを予想しておく

・おむつ交換などの精度を高め、手早く処理ができるようにしておく

・夜はスタッフが少ないため、前日からの体調管理に気をつけておく

高齢者との関係は日々良好か?

高齢者になると気難しい人が多く、また今までの人生における「癖」のようなものが大きく出てくる場合が多いです。

一番多いのが「嫌だ」とはっきり言われること。

介護の仕事をスタートしたばかりの頃は「感謝される」事を期待し、胸を膨らませるかもしれませんが、いざ入所してみると文句ばかり言われて戸惑うかもしれません。

また認知症が進むと「泥棒あつかい」をする高齢者が多く見かけられます。

特有の症状なので致し方ありませんが、「○○をとったね!」と激しくののしられると、落ち込んでしまい、これが「介護職って疲れるな…」という気持ちの原因になることも。

介護士はある意味「客観的」に高齢者により沿うことが第一です。

あまり心理的に寄り添いすぎると、かえってあなた自身がメンタルを壊す可能性もあります。

「自分は介助者であり、それ以外の事はしない」と線引きをし、やるべき介助をすればいいのです。

またこれは他の仕事でも同じですが、不必要にパワハラ上司にののしられたから辛くなるケースがあります。

上司は上司の立場からモノを言っているだけですが、辛くなるようでしたらまた別の対策が必要となります。

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介護職に疲れないために

介護は長い「日常」であり、それを介助する介護士という仕事はこれから益々必要とされてくるでしょう。

まずは、あなた自身が健康であること、そして理想と現実のギャップを知って楽しく仕事をこなすことで、介護の仕事におけるやりがいも増えていくはず。

ですが、続けていくうちに「どうしても違う・・・」「やはり介護職は疲れる」という感じに襲われてしまった場合、ヘルパーとしての業務を続けながら別の道を模索することは決して悪いことではありません。

そんな際は、ぜひ「長期安定」できそうな別の施設を、できれば今の職を続けながら探していくのがおすすめです。

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優先順位として一番なのはあなたの幸せと、あなたがどういう道を目指したいかです。

ぜひ色々な選択肢を検討してみてくださいね(^^♪

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あゆむ
あゆむ
「いつもニコニコ」をモットーに、介護士としてターミナル・療養型の病棟勤務。現在は透析病棟で働く。毎日、仕事を楽しんでいます。その傍らで実際に介護士として働いて、気がついた魅力や苦悩をPCで発信。ジョギング、水泳、御朱印集めが趣味。